文明論之概略 (岩波文庫)

3.71
  • (40)
  • (21)
  • (73)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 561
レビュー : 34
著者 :
ことぶき28さん  未設定  読み終わった 

幕末から明治にかけて世界の中の日本の置かれた状況を冷徹に分析し、日本の植民地化を防ぎ国の独立を守るためにこそ西洋の文明を取り入れる必要があることを、論理的、体系的に、かつ相当の危機感をもって書かれた警醒の書。福沢は、内に憂国の思いを持ちながらも決して原理主義、絶対主義に堕することなく、全ての物事を相対的に比較衡量して、常に目的のための最適な手段を考えるリアリストである。単なる西洋かぶれの思想家ではないことがよく分かった。

レビュー投稿日
2018年3月20日
読了日
2018年3月20日
本棚登録日
2018年3月20日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『文明論之概略 (岩波文庫)』のレビューをもっとみる

『文明論之概略 (岩波文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。
ツイートする