題名どおり「上司のやってはいけないこと」が見開き2ページで95個並んでいます。
上司はこうあるべきという本はありますが、たしかにやっちゃいけないことを述べている本は見たことがない。
けれど、中身としては、一般的なことばかりで、目新しいことはありません。というか、「え、それはやっちゃだめなの?」っというのもあります(笑)
構成としては
部下指導
リーダ
トラブル対応
チームマネジメント
人事評価
コミュニケーション
といったカテゴリのそれぞれで、やっちゃいけないことが書かれています。
やっちゃいけないといわれてもやってしまうのが人というもの(笑)身につまされる話が多いです(反省)
とはいうものの、忘れてはならないことはここにメモ
「伸びているチームの共通点」
・コミュニケーションがとれていること
・チームのメンバの役割がはっきりしていること
・リーダシップを発揮して、チームの底上げを図っていること
そういった意味ではコミュニケーションが取れていると勝手に思っていることについても警告を発ししています。それは思い込みだと!!
あと、もうひとつ
「なんでもやる気をだせで片付けてしまう」
「やる気出せ!」って言ってやる気が出るんだったらそんなに楽なことはありません。
やる気を出させるために何ができるかを考えるということ。これは仕事だけでなく、一般的なことでも言えると思います。モチベーションは人それぞれで違うわけなので、やはり人それぞれを見る必要がある。
テレビの学習塾のCMで「やる気スイッチ」はどこ?ってフレーズを思い出しました。
ということで、95ものやっちゃいけないことなんですが、残念ながら頭に残らず、読んだ端から忘れていってしまいます。
96番目として「すぐに忘れてしまう」を追加すべき!!
- 感想投稿日 : 2015年7月5日
- 読了日 : 2015年7月4日
- 本棚登録日 : 2015年7月4日
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