私が鳥のときは

  • 河出書房新社 (2023年12月1日発売)
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感想 : 39
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「氷室冴子青春文学賞大賞受賞」の帯。
どんな内容かは全く知らずに、大賞受賞に惹かれて読みました。

「私が鳥のときは」
青春、受験、いじめ、命、教育。様々なテーマが混ざり合っていました。「いじめ」が絡むと、物語は暗く重くなりますね。言葉では言い表せないほどの辛さを抱えながらも、前を向いて歩き、時には人に手を差し伸べる優しさを持つ主人公に惹かれました。私もそうでありたいです。


「アイムアハッピー・フォーエバー」
「私が鳥のときは」の登場人物「バナミ」が中学一年生の時のお話。「夏休み」「学生」が物語で交わると、それだけでワクワクするものになるなぁと感じます。色々なしがらみと戦いながら、長いようで短い夏休みを過ごす登場人物たちにこころ踊る気持ちになりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年5月12日
読了日 : 2024年5月12日
本棚登録日 : 2024年5月12日

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