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内容(BOOKデーターベース)
女は、冬の峠を越えて嫁いできた。華やかな函館から、昆布漁を営む南茅部へ。白雪のような美しさゆえ、周囲から孤立して生きてきた、薫。夫の邦一に身も心も包まれ、彼女は漁村に馴染んでゆく。だが、移ろう時の中で、荒ぶる夫とは対照的な義弟広次の、まっすぐな気持に惹かれてゆくのだった―。風雪に逆らうかのように、人びとは恋の炎にその身を焦がす。島清恋愛文学賞受賞作。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
人間模様
- 感想投稿日 : 2017年12月8日
- 読了日 : 2016年5月19日
- 本棚登録日 : 2015年8月19日
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