この小説は琉球舞踊を題材にした小説でした
踊る時の気持ちについて考えさせてくれる
素晴らしい本でした
ちゃんと踊りについての技術的な面からの解釈と
気持ちの面からの解釈が詳しく描かれていたので
踊る事に触れた事がある人にはかなりお勧めです
最後の方になると精神面の事が描かれているので
苦手な人も出てくるかもしれませんが
踊る事について真剣に考えることの出来る素晴らしい
本でした
主人公は最悪な人格なので毛嫌いする人もいると思いますが
全部上手く繋がっているので最後まで読んでもらいたいです
あと、この小説を読んで昔の人たちが一日を生きるのが
どれだけ大変だったか勉強になります
みんな貧しくて死体が転がっていたり、お互いだましあい
混沌としている
今の僕たちには想像もできない貧困な世の中だった
それを思うと食べ物も着るものも住むところもある
今の世の中は楽に生きてける世の中だなと思いました
そのせいで、感謝の気持ちや自然の恩恵も忘れてしまう
でも、世の中がいくら発展しても混沌とした人の感情は
変わらないんだなーと思いました
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年12月19日
- 読了日 : 2013年12月19日
- 本棚登録日 : 2013年12月19日
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