【内容】 超一流の人と、そうでない人の違いとは、いったい何なのか?その秘訣は、自律神経を整える「1ミリ」の意識の差にあった。医師として、トップアスリートや文化人、芸術家、政治家など多くの「超一流」の人と出会ってきた著者が、彼らに共通する意識の持ち方と、誰でも実践できる「極意」を明かす! (「BOOK」データベースより)
【感想】 超一流の人から学ぶ自律神経を変える「たった1ミリ」の極意を記した順天堂大学医学部教授による一冊。自律神経という存在に興味があり読んでみた。「自律神経」に関する医学的な内容よりも、どちらかといえば、自己啓発本に近い。「自律神経を整えること=心と体の健康及び人生のパフォーマンスを高める極意」(P16)がいくつか紹介されているが、自律神経を整えるために意識したいと思える部分はたくさんあった。本書の内容を「1ミリでも意識を向け変えていく」(P5)ことが、やはり大事だと思う。何事もささいなことでも実践だと思う。
・呼吸を意識する(P49)
・徒党を組まない(P32)
・「胸がわくわくするほど憧れる」という意識は、心と体を若く柔軟にし、前に進む原動力に(P99)
・自律神経のトータルパワー=心と体の余裕の差(P107)
・外側を変えていけば、内側も自然に変わってくる(P150)
・「特別な経験」よりも「日常の経験の積み重ね」のほうこそ重要(P183)
・「明日」ではなく、まずはいま、今日この一日をしっかり生きる(P187)
・「食」「適度な運動」「睡眠」の質(P193)
・大志に向かって生きるということは、何よりもその人の生命力を最大限に引き出してくれる(P207)
・自分が心から「感動」できるものをできるだけ日々の生活の中に取り入れる意識を持つ(P216)
- 感想投稿日 : 2015年3月1日
- 読了日 : 2015年2月9日
- 本棚登録日 : 2014年10月9日
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