おおおお惜しい!と叫んでしまう。おちこぼれの魔術師の少女が悪魔と契約してどんな言語も解する耳を手に入れ外交官になる、とここまで来て、最後は男同士の女を取り合う決闘で終わってしまう。そーなるんなら別に外交官じゃなくてもよかったんじゃない?<br>
設定が全然生かされてないのがどうしようもなくもったいない。愛というテーマ一点に集中するあまり国家間の駆け引きとか陰謀とかが描かれないのは、作者にまだそれだけの素養が培われてないからなのだと思う。でも、今後すごく化けるのではないかと、密かに期待しているのでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー:日本
- 感想投稿日 : 2009年3月13日
- 読了日 : 2009年3月13日
- 本棚登録日 : 2009年3月13日
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