これが私の優しさです 谷川俊太郎詩集 (集英社文庫)

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本棚登録 : 1107
レビュー : 114
著者 :
ますく555さん 詩集   読み終わった 

こういう言葉のつなぎ方、重ね方ってどういう発想なんだろう、と思うものが多く、それを真に受けるかのように、愚鈍にも平時の日常の、表象的な文脈に置いて理解しようとすると、たぶん、心を病みかねない、そう作用してしまう牙を持った作品だってあるような気がしました。それも、初期の作品の中にです。こういうのは、それなりに、読むにも技術がいるのではないか、と詩にうとい僕なんかは思うのです。すんなりほがらかに、そしてノーガードで接してしまうと、やけどをするというか。あと、これは言わずにはいられないのですが、「男の子のマーチ」は痛快でした。どこかで読んだ記憶があるんだけれど、きちんと読んだのはたぶん初めてでしたが、殻を破っているのがわかりやすい感じもあって、楽しんでいる心の裏で、なるほど、と、わかったというわけではないのですが、そう思えたのでした。なんだか、たまに詩も読んだほうがよいようですね。

レビュー投稿日
2019年11月7日
読了日
2019年11月7日
本棚登録日
2019年11月7日
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