wowowで放送されていたマングローブのオリジナル作品
『我思う、故に我あり』
人は生きるために何らかのレゾンデートルを持っている
世界は自然が破滅、ドームの中でしか人は生きられない状況だった
ドームで生きていくには良き市民であることが条件
主人公である警備局キャリアのリルメイヤーはそのことに何の疑問も持たずに毎日を過ごしていた
オートレイブがコギトウィルスに感染すると感情が芽生え逃走する事件が多発
リルメイヤーは原因追求のため感染オートレイブの調査を行う
ある夜、プラクシーという謎の怪物に襲撃されるがその情報を上に隠蔽されてしまい、リルの中でプラクシーとは一体何なのかと疑問が広がっていく
その手掛かりを握っているであろう良き市民の一人ヴィンセントロウは感染オートレイブのピノと出会い警備局から追われて、ドームの外に逃亡する
ドームの外は生きられない、死の世界だと聞かされていたリルがヴィンセントに執着しドームの外へと飛び出していく
プラクシーとは一体何なのか
哲学を語源としてるのが多いようで登場する都市(モナド)や感染症の名前(コギトウィルス)など調べると哲学の内容との関連がまたおもしろい作品
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映像
- 感想投稿日 : 2008年5月27日
- 読了日 : 2011年4月12日
- 本棚登録日 : 2008年5月27日
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