ターン (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2000年6月28日発売)
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本棚登録 : 4887
感想 : 559

20年近く前の学生時代に一回読んでいたがその時の文庫を紛失してしまったので買い直し再読。

たったひとり時の流れから弾き出された人の孤独と絶望はいかほどか。そんな中で鳴った電話の音はさぞ頼もしく響いただろうな。しかもそれが文字通りの‘運命の人’との繋がりになるなんて出来過ぎな程のロマンス。

八章で語られる「内なる声」について。声は何故「わたし」に語りかけてきたのだろうか?こうなる 運命は決まっていたという事か。全ては昏睡状態が見せた夢か。

そもそも‘こちら’と‘あちら’の違いなんてただの見せかけなのかもしれない。


17刷
2020.12.28

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年12月28日
読了日 : 2017年6月15日
本棚登録日 : 2020年12月27日

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