性と暴力のアメリカ: 理念先行国家の矛盾と苦悶 (中公新書 1863)

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  • 中央公論新社 (2006年9月1日発売)
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ピューリタンの植民地として始まった超大国アメリカ。
その歴史は性と暴力が常に矛盾を孕みながらのダブルスタンダードだ。

フロンティアを求め続け、報復による報復による報復と果てはない。ネイティブアメリカンから奪取し、南アメリカを奪取し、アフロアメリカンから奪取し、ワールドリーダーと称し他国からも奪取する。

中絶の是非、終わりの見えない銃社会。
自由と正義の名の下に、アメリカはどう変われるのか。

2021年になるが、今度はアジアンヘイトがお盛んだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年7月24日
読了日 : 2021年7月24日
本棚登録日 : 2021年7月24日

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