さいごの毛布 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2016年10月25日発売)
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本棚登録 : 763
感想 : 68
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老犬ホーム(老健ではない)のお話
近藤史恵らしく、ちょっとミステリ要素も含む

事情があって飼えなくなった犬を最期までみとる施設ねぇ…
まぁ、必要だと思うけど、どこかしらにエゴは必ず含むわなぁ…

飼えない事情にもよるかもしれないし、事情によらずとも「飼えなくなった」のは自分の責任だよね
里親を見つけるなり、保健所にいくなりは飼い始めた責任だと思う
それでもどうしても老健ホームに預けなければいけない事情ってのがあるのはわかるけど…

と思ったところで、実際に人間にしても自分たちで介護できなくなって施設に預けるとか普通にあるなと思い出す

そう考えると、犬のためにわざわざお金を払って最期まで見取ってくれる施設に預けると言うのは、まぁアリかなとは思う
けど、やはりエゴだよなぁという堂々巡りだな

僕は犬よりは猫派だし、特にペットに関してはペットとしての接し方しかしないのでどうでもいいんですけどね

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年8月6日
読了日 : 2018年8月4日
本棚登録日 : 2018年8月6日

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