バフチンの”カーニバル”とか”ポリフォニー”とかは一見わかりにくいけど、その根本には「対話」についての考え方がある。この根っこから理解しないと言っていることがわからないと思うが、この本ではとてもたくさんの例で、いろんな視点から、バフチンの”「対話」についての考え方”を取り上げて説明してくれている。人間はとても根本的なところから、一人で自己完結してものを考えることはできない、というのは本を読むうえで、それどころか生きていく上でとても重要なことなのではないか、と思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2023年4月17日
- 読了日 : 2023年4月15日
- 本棚登録日 : 2023年4月15日
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