黒死館殺人事件 (まんがで読破)

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本棚登録 : 97
レビュー : 21
masudahidehikoさん 探偵小説   読み終わった 

原作はけっこう映像化しにくいところがあり、イメージがあっているかどうか心配なところが多々あったのだが、この本を読んでそれほど違いはなかったので安心した。
原作は、意外と(!?)文章が達者なこともあり、映像としてのイメージは漠然とはあるが、いざちゃんと組み立てようとすると何だかわからなくなってしまう。細かいところが詳しい割には全体の描写がほとんどないようなところもあり、夢での経験のように細かいところにピントを合わせようとすると靄のように見えなくなくなってしまうのだ。
原作の挿絵(創元推理文庫の「小栗虫太郎集」に所収)に引っ張られるところもあるけれど、原作を読んだ人にもほぼ違和感なく受け取れる絵面になっている。これはすばらしいと思う。このあたりが妥当なイメージ化の限界なんでしょうね。作者・編集者のご苦労に拍手です。

レビュー投稿日
2016年12月6日
読了日
2016年12月16日
本棚登録日
2016年12月5日
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