
まず、表紙の清原の表情が衝撃的。こんな顔だっけ?というくらい、現役時代、それから引退後にテレビで見た顔とは違っていた。
それから、誰でもミスをする確率はある、清原に向けたダルビッシュからの応援メッセージのタイトルがグッときた。
何で日本はこんなに、失敗をした人に厳しい社会なんだろう。もちろん法に背くことをしたら罰を受けるのは当然のこと。でも、償いをきちんとしたら、もう一度やり直すチャンスがないと、ますます息苦しい世の中になってしまいそうだ。そういう意味では、バドミントン桃田の復活は希望がある。これからしっかり頑張ってほしいと思った。
そして、プロアスリートのキャリアについてもより多様な選択肢ができたらいいなと思った。本田みたいに競技以外のフィールドを持っていけるようになったらいいなと思うし、そのためには野球漬け、サッカー漬けで何十年も過ごすのは結構リスクあるなぁと。そういうのってどこかで考えたり、引退後の生き方を選べる機会ってあるんだろうか。特殊な世界だとは思うけどそれなりの人たちが直面する課題だろうから、急にキャリアが途絶えてしまうようなことにはならないでほしいなと思う。
- レビュー投稿日
- 2017年7月2日
- 読了日
- 2017年7月2日
- 本棚登録日
- 2017年7月2日
『Number(ナンバー)930号 清原和博「告白」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))』のレビューへのコメント
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