ぼくは科学の力で世界を変えることに決めた

  • 講談社 (2015年11月20日発売)
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羨ましさもあるが、その並外れたところに違和感を感じたのも確かだった。
恐ろしさすら感じる精神年齢の高さと思った。

ここまで情熱をもって取り組むことを、誰しもができるとは思えない。
だがその一方で、同じようにコンテストに参加している子どもたちはいる。

私にもう一度学生時代は来ないだろうが、これから来る子どものこと考えると、
いろいろと考え、思わされる本だなと感じました。

(以下抜粋)
○日曜の午前中というのは、たいていの子どもたちにとって、
 テレビでアニメを観て過ごす時間だ。
 でも、ぼくが目を覚ますと、ルークは部屋の隅で、
 マッドサイエンティストみたいに、コソコソ何かいじっていた。(P.12)
○その晩、両親が帰宅してから、ぼくらは起きたことを正直に告白した。
 兄もぼくも、怒られて謹慎処分にされるだろうと覚悟していたのだけど、
 父と母は驚きながらも、面白がっているように見えた。
 そしてぼくらに、もっと慎重に事を行い、
 家を爆破するようなことだけはしてくれるなと、頼んできたのである。
 父は次の言葉で話を締めくくった。
 「よその人には、絶対に何が起きたのかバラしちゃだめだぞ、永久にね」(P.29)
○「たとえ学校で何かあったとしても、これだけは覚えておきなさい。
 自信を無くすのは簡単だけど、
 大事なのは、ほんとの自分の姿を見失わないようにすることだ。
 君が断固として拒絶すれば、だれにも君に触れることはできないんだよ」(P.69-70)
○ぼくは意識的に、失敗をチャンスだと考えるようにし、
 ひとつひとつの間違いに、膵臓がんの早期検出法の発明に近づくヒントが
 含まていると自分に言い聞かせるようにした。(P.168)
○プレゼンを成功させるのは、仕掛けやトリックなどではなく、
 二、三の基本的なコツであると、僕は学んでいた。
 しっかり視線を合わせること。
 歯を見せて、にっこり笑うこと。
 姿勢をよくすること。
 そして何より、心からの情熱に勝るものはない。(P.187)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年11月26日
読了日 : 2017年11月26日
本棚登録日 : 2017年11月26日

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