国際協力(ODA)の裏側・矛盾を浮き彫りにしつつ、主人公が従兄弟の死の真相を解明していく物語。
過去にはODAにおける談合や裏金は暗黙の了解であり、業者側はそれを必要悪であったというスタンス語る場面があるが、それなりの説得力があった。
「必要悪」について考えるきっかけとしたい。
前半の様々な伏線が後半次々と明らかになっていき、一気に読み切ってしまった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年5月21日
- 読了日 : 2012年5月20日
- 本棚登録日 : 2012年5月21日
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