左ページに木材を組み合わせて表されたあいうえおの文字、右ページにその文字を頭文字とする単語の絵。「あ」ではありとあんぱん。「き」の切手の柄が機関車で切符が北鎌倉↔︎木更津間の切符になっていたりするのも楽しい。
メインの絵だけでなく、縁飾りのような絵の中にもその文字を頭文字とする動物や植物などが隠されている。動植物にせんまいどおしやたけうまなど人工物が混じっているのが不思議だったが、「長い歴史をくぐり抜けたもののかたちには、樹木や雪と同じように、理に叶った美しさが備わっている。」という安野さんのあとがきのことばに納得。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2014年3月6日
- 読了日 : 2014年3月6日
- 本棚登録日 : 2014年3月6日
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