闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF (252))

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本棚登録 : 1209
レビュー : 141
制作 : Ursula K. Le Guin  小尾 芙佐 
matsukawaさん SF   読み終わった 

69年に発表された、傑作SF。発表から40年以上を経た今でも色あせない。
ストーリーを単純にあらすじとして抽出するのなら、ほんの数行で終わってしまうだろう。だが、ル・グィンは物語ではなく、世界を書いている。我々の知る地球とは違う惑星を書き、そこに暮らす人々を書き、その精神性、文化、宗教を書いている。
「一気読み」できるような作品ではない。咀嚼し、反芻し、ようやっと少しずつ飲み込んでいくような作品。言い換えれば、その咀嚼・反芻に耐えるだけの豊かさと緻密さを持った作品。

最初は少しじれったくも感じるが、少し飲み込めてくると、まさに腑に落ちる。

レビュー投稿日
2012年3月9日
読了日
2012年3月9日
本棚登録日
2012年3月9日
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