神々の山嶺 下 (集英社文庫)

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本棚登録 : 1779
レビュー : 228
著者 :
matsukuboさん アドベンチャー   読み終わった 

熱き山男たちの心の叫びと神々しき自然に対峙する姿は、一点の曇りなき5☆。カメラマン深町はカトマンズにて、1924年世界初のエベレスト登山登頂を目指し、頂上付近で行方不明となったマロリーのものと思しきカメラを偶然手にする。が何者かにカメラを盗まれてしまう。そして行方を追う中、孤高の登山家羽生丈二と出会う。日本を捨てカトマンズに滞在し続ける彼の狙いは、何と前人未到のエヴェレスト冬季無酸素単独登攀!?挑戦の行方そして深町が最後に見たものは。。特徴は、発見されたカメラを通じ、エベレストにおける現実の羽生と想像上のマロリーの姿を絶妙に交錯させた事。伝奇小説として有名な作家が己の作風を封印して挑んだ山岳小説の金字塔。人界を超えた山時間を感じる筆致にただただ圧倒~。

レビュー投稿日
2016年3月27日
読了日
2016年3月21日
本棚登録日
2016年3月12日
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