ネットが社会を破壊する ──悪意や格差の増幅、知識や良心の汚染、残されるのは劣化した社会

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  • リーダーズノート
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903722481

感想・レビュー・書評

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  • この電子通信網という心の道具は、私たちが生まれながらに持っている能力のうち最も馴染み深く最も人間的なもの、、判断力、知覚、記憶、感情、、を最初の段階では増幅するのだが、結局のところ次の段階で麻痺させた。私たちは自分たちの生活を便利にするために道具を使うが、一方で、その機械に従うことになる。ネットにおいて思考は即断即決、反射的になる。熟慮、判断力、知覚、そして幸福を失う。

  • 与太話だった

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784903722481

  • 思っていた内容と違い,哲学チックな本。

    「なるほど」と思うところもあったのだけれども,
    「そうか?」と突っ込みどころも多い。

  • いまいち、結局何がいいたいのかよく分からなかった。
    ネットで社会が破壊されてるけど、使わざるを得ないよね。ということなのだろうか。
    まあ、最近だとアイスのケースに入った人がその写真をTwitterに投稿して炎上なんてこともあるので、書名の言葉に納得はできるけど(ただ、この本自体はあまり炎上ネタについてはほとんど書かれてなかった)。
    それと、ネットは孤独を増幅させるという話は、自分自身がそう感じる時もあったのであたってるかもしれないなと。リア充じゃなくて、ネト充というカテゴリーの人間は、ある程度コミュニケーション能力ある人なんじゃないかと思う。

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著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部教育学科教育学専攻教育心理学専修卒業。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻電子通信工学専門分野博士後期課程単位取得満期退学。フェリス女学院大学文学部コミュニケーション学科教授。著書に『現代思想のコミュニケーション的転回』(筑摩書房)『世界をよくする現代思想入門』(ちくま新書)『難解な本を読む技術』『私のための現代思想』(以上、光文社新書)など。

「2022年 『哲学史はじめの一歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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