小説 君の名は。 (角川文庫)

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本棚登録 : 5212
レビュー : 595
著者 :
よしいさん novel   読み終わった 

映画を観たときに涙が出たのは映像美と音楽の力に圧倒された部分もあったと思うんだけど、小説版も映像に引けを取らないくらい情景描写が繊細で丁寧でとても綺麗。そして改めて物語を辿ったら、主人公ふたりを始めとしたいろんな人たちの心情が丁寧に伝わってまた泣けた。あとこの物語は瀧くんが感じることや行動すること自体が運命の重要な転換点になっているので、小説版は特に瀧くん視点での語りが多かったことでより感情移入しやすかったです。組紐を結うこと、口噛み酒を作ること、誰かと巡り会うこと、誰かと命を共有すること、その誰かと共に生きたいと願うこと、誰かの名前を呼ぶことも、すべてが尊い因果の繋がりで、すべてが「ムスビ」。美しいお話でした。

レビュー投稿日
2016年9月10日
読了日
2016年9月9日
本棚登録日
2016年9月9日
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