志賀直哉随筆集 (岩波文庫)

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本棚登録 : 85
レビュー : 11
著者 :
masaximumさん 理由はいらん   読み終わった 

日常にあるごく平凡な事柄も、この作家にかかると、色鮮やかに
眼前に世界が広がる。端的に、的確に眼前の物事を捉え、それを
表現することができることが、志賀直哉のすごいところ。それゆえに
この作家の作品を筆写することが、文筆家へのひとつのプラクティス
となった。細部ではなく、全体を感じたまま頭に残す。それを的確な
言葉で表現する。これほど、難しいことはない。写実の名手、正岡子規
と共通する鋭さが、あるようにも思える。何度でも読み返したい良書。

今読むと、多少「上から目線」っぽい表現もあり、巨匠っぽいところも
ある。

レビュー投稿日
2012年11月5日
読了日
2009年1月3日
本棚登録日
2012年11月5日
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