久々の大前節、といっても既視感がある。
それもそのはず、あちこちで大前さんが掲載している記事の寄せ集めだからだ。
だからと言ってこの新書の価値が下がるものではない。
この新書によれば、というかあんけーとによれば、だが、
60歳以上をしにあというらしい。
そうなると私もシニアになってしまう。
先日シニア同士の結婚パーティに参加したばかりなので、シニアとは何ぞや、
ではあるが。
大前さんはシニアは働いて、お金を使え、と言っている。
この新書で言い出したわけではなく、ずっと前から。
死ぬとき3000万の貯金を残す、なんて、それはシステムが悪いということ。
大前さんの案のような新種の生命保険でも何でもいいから、
貯金ゼロで安心して死ねるような仕組みを作ればいいのだ。
北欧のような高福祉高負担は無理だろうが、日本もすでに高負担。
ここにどう高福祉を持ってくるのか。
次世代の子供たちにすら満足に食事、教育もできないような国が、、、
だからこそ成長が必要で、そのために死ぬとき3000万、の貯金を吐き出させる、
これが必要になる。
鶏が先か卵が先か。
子どもを産みやすくするのは戸籍制度の撤廃。大前さんの言う通り。
マイナンバーカードなんていう前時代的なシステムを押し付けようとする今の
思考停止な政府には無理だろうなあ、、、
いえるのは、シニアが健康で働ける世の中が必要、ってことだ!
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- 感想投稿日 : 2024年8月6日
- 読了日 : 2024年8月6日
- 本棚登録日 : 2024年7月29日
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