浅田次郎を読んだのは初めて。語り口が滑らかなのに驚いた。
ろくでもない「神」が出てくるなんて、「荒唐無稽」のレッテルを貼られておかしくないのに、何の疑問もなくストーリーに入っていけるのは、これら「ろくでもない神々」に何故か「人情」を持たせてしまえる主人公、彦四郎の人物故なのか。
彦四郎の生き様に「日本人の忘れもの」が描かれている。
読書状況:読み終わった
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月4日
- 読了日 : 2016年3月8日
- 本棚登録日 : 2018年11月4日
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