脳で旅する日本のクオリア

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 91
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093878555

作品紹介・あらすじ

日本各地を旅して、突き動かされる魂。

魂を揺さぶる日本がここにあります。

脳科学者・茂木健一郎が、「日本というクオリア」を探しに旅に出た。
ガイドブックや既製の知識にとらわれず、「脳が感じたままに見る」日本の旅。
そこで茂木健一郎が感じ取ったものとは?

◯著者が日本のクオリアを体感した場所
「北海道・アイヌの聖地」で、光の煌めきが宝物になる。
「白神山地」で、眠っていた魂の芯がほぐれる。
「伊勢神宮」で、比類なきクオリアに驚く。
「奈良・三輪山」で、上手に思い出すことで太古に通じる。
「比叡山延暦寺」で、魂がざわつく。
「出雲」で、死後の世界と生命に思いを馳せる。
「熊本県・トンカラリン遺跡」で、地中へ回帰する。
「西表島」で、植物の生命哲学に包まれる。……ほか

感想・レビュー・書評

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  • 感覚で読む本

    市のリユース文庫にて入手

  • 三葛館一般 291.09||MO

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=55190

  • アインシュタイン ある人の成熟は、その人が自分自身からどれだけ解放されているかによって測られる

  • 研究者の視点で文章で描写される景色、美しかったです。

  • 2010年4月11日(日)に読んだ。

  • 茂木さんこんなこと考えてんのかー

  • その場所に立ったとき、その物を見たとき、

    自分の内なるクオリアはどのように感じるのか。

    それを選び抜かれた語彙で、洗練された独自の文章にしているので

    要約できない。


    さらなる的確な表現なんて、ありえない。また、できない。

    必然的に今回の本からは抜粋が多くなっていく。



    『脳で旅する日本のクオリア』(茂木健一郎著 小学館)



    2月も終わり頃の金刀比羅宮。

    表書院(円山応挙の絵)と奥書院(伊藤若冲(こちらは非公開))

    の美術を見て、内なるクオリアを感じ取る。


    特に「伊藤若冲の「百花図」を見るのがたのしみだった。」


    「白梅紅梅の横の小さな暗がりの中で向き合った植物の姿態のさまざまに

     若冲は命をやはり心から愛おしんだのだとはっきりと悟った。」 

  • 著者茂木さんが旅した場所で感じた随筆のような・・
    伊勢神宮での話は、面白かった。
    茂木さんと旅の感覚が似ている人にはお勧めだが、私は合わなくて全て読む気になれなかった。

  • 大好きなもぎけん。

    更新は別途いたします。

    eno

  • いつのまにか30冊を超える著書を読んで来たすさまじい勢いでTV・雑誌・本・講演を縦横無尽にしつつ

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著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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