さいはての二人 (角川文庫)

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本棚登録 : 311
レビュー : 39
著者 :
megmixさん  未設定  読み終わった 

初期作品とずいぶん違うのですね。
雰囲気は同じだけれども。

初期作品は、書くことによって、自分の中にある理解しきれない何かを、理解しきれなくてもそのままに解放していた感じ。

対してこの短編集では、理解しきれないものという本質に蓋をして、本来なら叶わない願いを塗り重ねている感じがします。蓋をしているから、仮に叶ったように見えても、おそらくそれは本当の意味では本人の腑に落ちていない。だからこれらの作品は切ないのだと思うし、初期作品の寂しく鋭いきらめきが私には感じられなかったのだと思います。

レビュー投稿日
2019年4月6日
読了日
2019年4月6日
本棚登録日
2019年4月4日
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