煙か土か食い物 (講談社文庫)

3.79
  • (457)
  • (446)
  • (622)
  • (67)
  • (12)
本棚登録 : 3156
レビュー : 555
著者 :
meguyamaさん  未設定  読み終わった 

デビュー作は大化けする前の熱量が感じられていいんだよねえ、なんて余裕かまして読み進めていたら、華麗なる蝶への脱皮のごとき大化けを目の前で見せつけられてしまった感じです。いやあ、参りました、舞城さん…。
舞城さんの頭のよさを持て余してる孤高な感じがほんと好きなんだけど、デビュー作からその魅力はいかんなく発揮されていて嬉しくなる。正視にたえないほどの暴力が描かれるのに、読み終わると不思議とこの世界が少しだけ優しくて悪くないものに思えてしまうマジック。
しかし、ラスト近くのハンソン『MMM BOP』は反則でしょ?泣きそうになったよ?そして、福井のおばはんの臨死体験に突如あらわれるレイモンド・カーヴァーは結局なんだったのか!

レビュー投稿日
2016年7月3日
読了日
2016年7月3日
本棚登録日
2016年7月3日
2
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『煙か土か食い物 (講談社文庫)』のレビューをもっとみる

『煙か土か食い物 (講談社文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする