ありがたく読んだ。黒沢監督は小難しいこと、理屈っぽいことを一切言わない。〇〇主義やら○○イズム、そういう用語を使わずに自分の考えを語れる人なのだ。論旨はあくまで明晰。うっとりするほど明快。これは本当に尊敬に値する。
*小説における過去形の効用、それが映画では使えないこと。
*映画におけるたけしの無表情について。あれは気もそぞろだというのにははっとさせられた。そして特徴的な笑顔についても。
*青山真治『Helpless』観たい。
*サンダンス・フィルム・インスティチュート滞在日記、面白くて永遠に読んでいたかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年1月9日
- 読了日 : 2018年1月9日
- 本棚登録日 : 2018年1月9日
みんなの感想をみる