ジャッジ―島の裁判官奮闘記 (角川文庫)

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感想 : 10
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これは現在NHK土曜日21時から放映しているドラマの小説版だ。

裁判官とは冷静で迅速な判断(ジャッジ)が求められるものすごく難しい仕事だと思う・・・。



この小説の主人公:三沢(西島秀俊)は、大阪地裁ではエースと呼ばれていた。

しかしとあることから、鹿児島県の離島の一人しかいない裁判官として赴任することになる。

以前の仕事では、忙しさで家族を顧みることもなく、家庭は崩壊しかけていた。

しかし、三沢はこの転勤を機にやり直そうと、家族を連れ島にやってきた。



この小説(ドラマ)の魅力は何と言っても南の島の人間模様が素晴らしく爽快に描かれていることだ。

都会のようなドライさがなく、島のどの人たちも「イヤー(おまえ)」と「ワン(わたし)」で呼び合う。

そして「テゲテゲ」なところだ。(テゲテゲとは、「のんびりして、いい加減」という意味らしい)

またドラマでは、ここに青い海や青い空の自然が印象的に重なることで一層の柔らかさが醸し出されているようだ。



そして、裁判の内容も普通のドラマでは原告と被告の立場で描かれることがほとんどだが、裁判官の苦悩に焦点をあてている。

西島秀俊という俳優は、これまでは無表情な二枚目役が多かった。

このドラマの三沢も、知的で機械のような性格からどんどんと人間らしく変化してくるが、まさにイメージにピッタリという感じだと思う。

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カテゴリ: 面白い!
感想投稿日 : 2007年11月8日
本棚登録日 : 2007年11月8日

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