きらきらひかる (新潮文庫)

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本棚登録 : 15639
レビュー : 2191
著者 :
megumi sekineさん  未設定  読み終わった 

アルコール依存症で精神不安定の笑子とホモで恋人のいる睦月は、すべてを認め合って結婚した。

ふたりのあいだにセックスはないけど、愛がある。
その愛は、痛いくらいムボウで純粋で、でもものすごく自然。

傷つき、傷つけながらもお互いを見つめていくことをやめられないふたりの願いは、はかなくも、ずっとこのまま変わらないでいられますように。

でも_


めぐのいちばん大好きな小説です。
めぐは笑子かもしれないと思う。
もう、何回読んだか分からないくらい読んでます。



愛ってなにか。

読むたびにそれをもんもんと考えます。


答えは、見つかっていません。



あとなにが良いかって、あとがきがいいんです。

すっごく気に入った文章だったから、高校生のころあとがきだけ暗記してました。

この短いあとがきが、この本のすべてをくるんでいるような気がします。


読めばからなず胸がくーっと痛くなって、そしてみずみずしい感性を取り戻せる気がします。


普段からじゅうぶん気をつけてはいるのですが、それでもふいに、ひとを好きになってしまうことがあります。

ごく基本的な恋愛小説を書こうと思いました。誰かを好きになるということ、その人を感じるということ。人はみんな天涯孤独だと、私は思っています。

素直に言えば、恋をしたり信じあったりすることは無謀なことだと思います。どう考えたって蛮勇です。

それでもそれをやってしまう、たくさんの向こう見ずな人々に、この本を読んでいただけたらうれしいです。

レビュー投稿日
2010年2月28日
読了日
2010年2月27日
本棚登録日
2010年2月27日
3
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