若くして女学院の校長となり、奮闘の日々を送るエマに最大の危機が訪れた。領主の甥である公爵グレイが地代の大幅な値上げを要求してきたのだ。玉の輿を狙う女性に辟易し、女学院を“結婚斡旋所”と呼ぶ放蕩貴族グレイと、生徒の幸せを願い、レディのたしなみを教えるエマは真っ向から衝突。ついには女学院の存続を懸けて、どちらがより効率的な領地の管理計画を立てられるか、そしてどちらの授業が生徒たちのためになるか勝負することに。しかし口論の最中ふいにグレイがエマの唇を奪い、事態は思わぬ展開に…!?「リング・トリロジー」シリーズ第三弾。
1、「ほほえみを待ちわびて」
2、信じることができたなら
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これから
- 感想投稿日 : 2012年2月20日
- 本棚登録日 : 2012年2月20日
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