どんなにこの本を待っただろう。現代の最新技術によって限りなく原書に近い復刻を期待した。天下の講談社が、自社の本を復刻するのである。夢見ちゃうだろう。しかし、復刻は所詮この程度なのだと思い知らされた感がある。オールカラー復刻が出ている今、ほとんどモノクロページの講談社漫画文庫版の復刻に何の意味があると問われると困るが、原書の持つオーラは、凄まじいのである。これを何とか復刻で再現して欲しかった。復刻された事を喜ぶべきか?しかし、この程度で完全版と思われるのは困る。いつの日かその素晴らしきテクノロジーによって、見事な復刻が出る事を祈りつつ、て、講談社が出しちゃったら、もうどこも出さないか!それでも、生誕100年ぐらいには出るかもね?又、それまで待つか…
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- 感想投稿日 : 2009年12月25日
- 読了日 : 2009年12月25日
- 本棚登録日 : 2009年12月25日
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