子供のころ好きだった。
ちょっと説教臭いけれど、驚くほど「道徳信仰」じゃない倫理。
今読んでみると、「信じてもらえない(理解してもらえない)」ことと、それに耐えること、「信じる(理解しようと努める)こと」が大きなテーマだったんだな。
どう考えても電波にしか見えないお姫さまに大人な対応をするカーディにちょっと吹いた。
子ども達がいいこ。間違わない良い子じゃなくて、間違いに気づいて謝れるいいこ。
導く大人もちゃんと良い大人。
私が子供のころに読んだのは絵のない古いタイプだったから、表紙を見てぎょっとした。
岩波少年文庫は昔のハードカバーのが好きだ。
2009-10-08 再読
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書 社会派
- 感想投稿日 : 2009年10月8日
- 読了日 : 2009年10月8日
- 本棚登録日 : 2009年10月8日
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