トランプおじさんと家出してきたコブタ

  • 偕成社 (2013年4月3日発売)
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本棚登録 : 64
感想 : 5
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ドリトル先生のごとく動物とおはなしできる(でも勉強したんじゃなくて、なんか気づいたら理解できたらしい)おじさんと愛犬の冒険。
しまった、前作があったらしい。続きものじゃないけどそっちを先に読みたかった。
「トランプおじさんとペロンジのなぞ」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4035283606

ふたりぐらしのトランプおじさんとイルカーネポポラーレのもとに、ある日調子のいい子ブタが家出してくる。
子ブタと暮らしていた人はもしかすると悪いひとかもしれない。
探偵ごっこをノリノリで…じゃなかった、迷惑な子ブタを追い返すため…いや、人道的な見地からふたりは調査にのりだす。

欠点があっても即「嫌なやつ」にはならないキャラクターの描き方が良い。
ふところの広さが暖かい。
「いい手紙」が本当にいい手紙で読み終えた後は幸せな気分だ。



p176、「ワニのなみだ」って一般的な言い回しなのかな。
私は「ドリトル先生」で知った。http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4001150018

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書・絵本
感想投稿日 : 2013年4月22日
読了日 : 2013年4月21日
本棚登録日 : 2013年4月22日

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