怪談えほん (2) マイマイとナイナイ

著者 :
制作 : 東雅夫 
  • 岩崎書店 (2011年10月7日発売)
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本棚登録 : 491
感想 : 102
5

怪談えほんシリーズ、最後の一冊。
いちばん怪談らしいのは「いるのいないの」だった。
これは怪談っぽくはない。ダークファンタジーと表現したほうがしっくりくる。
だけど物語としては一番好き。

くつしたのせいでアリスっぽい。
森と女の子の組み合わせの「悪い本」もアリスっぽくみえたけれど、空気はこちらのほうがよりアリス風。それも谷山浩子のアリス。
どの曲っていうのはないけれどBGMをつけるなら絶対谷山浩子。

この絵は苦手で今までこの人の絵の本は避けてきたんだけど、ちゃんと見たら思ったほど苦手じゃなかった。
シュールレアリズムの絵画を見ている気分。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書・絵本
感想投稿日 : 2013年6月1日
読了日 : 2013年5月31日
本棚登録日 : 2013年6月1日

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