怪談えほんシリーズ、最後の一冊。
いちばん怪談らしいのは「いるのいないの」だった。
これは怪談っぽくはない。ダークファンタジーと表現したほうがしっくりくる。
だけど物語としては一番好き。
くつしたのせいでアリスっぽい。
森と女の子の組み合わせの「悪い本」もアリスっぽくみえたけれど、空気はこちらのほうがよりアリス風。それも谷山浩子のアリス。
どの曲っていうのはないけれどBGMをつけるなら絶対谷山浩子。
この絵は苦手で今までこの人の絵の本は避けてきたんだけど、ちゃんと見たら思ったほど苦手じゃなかった。
シュールレアリズムの絵画を見ている気分。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書・絵本
- 感想投稿日 : 2013年6月1日
- 読了日 : 2013年5月31日
- 本棚登録日 : 2013年6月1日
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