植物のあっぱれな生き方 生を全うする驚異のしくみ

著者 :
  • 幻冬舎
3.43
  • (0)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 4
4

植物の構造本当に関心。
もやしの話は人間にも通じるものがあった。

もやしは光を求めて精一杯背を伸ばしてゆく。
そこで、光を与えてしまうともやしは成長をストップさせてしまう。
もやしの成長がストップすることについてネガティブなイメージを持つのは、食べる側にいる人間目線の独りよがりなんだと思う。
でも、一生懸命伸びようとする姿に、結果だけを与えてしまうことは、結局伸びようとする人に対して成長をストップさせてしまうと感じた。
もやしのひょろひょろ感は、人間の世界ではもやしっ子と表現されるような者だが、実は目茶目茶たくましい姿だったりもする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一般教養
感想投稿日 : 2015年3月1日
読了日 : 2015年3月1日
本棚登録日 : 2015年3月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする