作者いわく、50000人で蝿の王をやりたかったとのこと。
生き残っているのがほぼ子供の状況の中、我々の生活がいかに整えられたインフラで成り立っているのかを思い知らせれる。
食べ物の生産、ゴミの廃棄、電力の供給、死体の処理、etc...。
当たり前の話だが、誰かがそれらをやってくれているのであり、何もせずに全て自動的に行われるわけではない。
特にスカウトの少年たちが、死体を放置したことで起こった現実を目の当たりにして戦慄を覚えるシーンは…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年9月21日
- 読了日 : 2020年6月10日
- 本棚登録日 : 2020年9月1日
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