コレクション 戦争×文学 8 アジア太平洋戦争

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本棚登録 : 77
レビュー : 12
著者 :
mfsm2009さん アンソロジー   読み終わった 

鳴り物入りの戦争についてのアンソロジー発売。
図書館で予約していたのが、ようやく手元に届きました。お、重い・・・こりゃ寝て読むのは無理だな、と、そうそうに諦める。
内容としても、背筋を伸ばして、正座して読むのが正しいのかも。

それにしても、私は「文学」に疎いので、冒頭でてきた太宰治はわかったにしても、他は・・・という作家のものが結構続く。読みますが!最初はてっきり「エッセイ」のアンソロジーだと思い込んでいたので、まったくちがう分野のものを集めての「アンソロジー」だったことに驚く。編集委員の浅田次郎さんが巻末で語っておられたように、これはもう大変な作業だっただろう。なにを採ってなにを採らないか。だけでなく、「なにが残されているか」からの作業だ。

そのなかで目をひいたのは、川端康成大先生の掌編でした。日本語がきれい。やわらかい。そして厳しい。苦しい。さすがだなー。この先生の本をもっと読もう、と思った。
逆に、「金閣寺」であまりの暗さに、「根暗!どころか全身真っ暗!」と叫んだ三島由紀夫の暗さが、川端大先生のあとだけに際立ってました。

あ、そうそう、あんまり新しくていい紙使っているので、気がついたらわたしの手に無数の傷・・・紙が切っていったのだね・・・。

レビュー投稿日
2011年9月30日
読了日
2011年9月30日
本棚登録日
2011年9月30日
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