いやあ実に久しぶり。本作の最初の刊行時に読んで、結構、衝撃を受けた作品で、この後のソリトンまでは実に素晴らしかったので、その印象が非常に強い。流石に今読むと古いかと思ったが、それなりに現代に合わせてアレンジしているため、物語の根幹をなす愛憎関係の人間関係と主人子の像芸に古さを感じるものの、話としての陳腐感はない。このパフォーマンスがソリトン後も続いていたらよかったのだが、また新作を書かれているとのことなので、期待したい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年10月12日
- 読了日 : 2015年10月12日
- 本棚登録日 : 2015年3月31日
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