白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)

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本棚登録 : 2927
レビュー : 245
著者 :
mi-keyさん 山崎豊子   読み終わった 

国立大学の附属病院、そこは教授を頂点とした揺るぎないヒエラルキーがそびえ立つ白い巨塔である。
浪速大学の第一外科の助教授財前は、退官間近の東教授を凌ぐ手術の手腕に絶対の自信を持ち、次期教授の座を虎視眈々と狙っていた。
学内にとどまらず系列大学や医師会、同窓会、学術委員など、医師としての責務から遠く離れ権謀渦巻く世界での名誉獲得にのめり込む財前。
その欲望はとどまることを知らず、弱者を相手にした裁判ですら、勝訴への飽くなき野望のために部下たちを駒のように操っていく。
そんな財前を厳しい目で見つめる同期の内科医、里見。
医学、法律といった難解な世界でありながら、目を離せない展開にのめり込ませる筆致はさすが。

レビュー投稿日
2019年6月16日
読了日
2019年6月16日
本棚登録日
2012年3月31日
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