最大多数の最大幸福 道徳および立法の諸原理序説より (まんが学術文庫)

  • 講談社 (2018年10月11日発売)
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感想 : 6

最大多数の最大幸福。全体の快を増やし、不快を減らす。
功利論では「全体の利益のために一部のものが犠牲になる」ことがあるが、この一部が弱者として誤解されがち。弱い立場の者から取り上げるのは不快が大きいので、むしろ富裕層などのすでに多くを持っている者たちから取り上げて再分配することで、全体の快を増やそうとする。
個人は他者に迷惑をかけない範囲で自分の快を求めて行動して良い。ただし、道徳的制約などは受けるので、犯罪行為などを好きにして良いわけではない。
5人のために1人の命を犠牲にするといった思考実験は極端な例で意味がない。重要なのは社会全体の幸福のためにどのような行動をとるかという俯瞰的な視点

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2018年11月1日
読了日 : 2018年11月1日
本棚登録日 : 2018年10月19日

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