過酷な環境、異文化(異生物)との接触、ニュータイプにも通じる新(超)人類への覚醒、そして権謀術数が渦巻く国際(星間?)政治が緻密に絡み合って織りなす大作SFの完結編。
フレーメンのリーダーとして迎えられたポウルが満を持して宿敵ハルコンネン(+皇帝、サルダウカー軍)に立ち向かう。戦闘シーンは思いの外あっさりと描写され、最後は政治交渉と決闘で決着。少年からいつしか為政者へと成長したポウルの姿に感慨を覚えずにはいられない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2012年11月1日
- 読了日 : 2012年10月27日
- 本棚登録日 : 2010年3月20日
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