安保とかあの頃の左翼、右翼、三島由紀夫のこと、時代の空気、維新からの流れなど今までよくわからなかったけれど、分かりやすかったです。
書いたのは新右翼の鈴木 邦男氏。
しかし、主張一辺倒と思いきや、すごく理性的でわかりやすい。天皇や日の丸に対して盲目的かと思ったらそうではない。
女帝も反対していない。
愛国を振りかざして利用するのは権力、体制であって
本来の愛国心は強制されたり監視されたり評価されたりするものではない、内におのずから持つものである、
愛国心を持て、と強制するより国民がおのずと恋せる国を造れ、と。
愛国でなければ非国民となじられる、糾弾される、
最近の風潮に危惧する、という内容でした。
こぼれ話でも「へえ!」と思うことがいくつも。
やんごとなきお方と三島とのデートとか、明治天皇のお座布団とか。。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
報道・ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2007年6月17日
- 読了日 : 2007年6月17日
- 本棚登録日 : 2007年6月17日
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