【生き方】人生は単なる空騒ぎ / 鈴木敏夫 / 20240507 / <26/1056> / <208/200436>
◆きっかけ
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240420&ng=DGKKZO80140940Z10C24A4MY6000
◆感想
著者のことあまり知らなかったが、かなり以前から慎重にけど大胆に言葉を紡いできた方なのだとわかった。タイトルの通り、空騒ぎとは同感。シマジ流に言えば、人生は冗談の連続、極上の暇つぶし、ということか。
◆引用
・人は言葉でモノを考える。言葉で考えを組み立てる。声に出すと、考えがさらに広がる。そして、自分の作った言葉に支配される。言葉はかく面白い。
・人間が何かを考え、論理を組み立てるとき、その単位となるのは言葉。おもしろいのは、頭の中で考えるだけではなく、声に出してみると、自分の考えがまた違う響きを持って聞こえてくること。それについて、何度も考え、口にするうちに、気が付けば、その言葉に支配されている自分がいる。不思議なものです。
・人生は矛盾の中に生きている。人間への絶望と信頼、その狭間に人は生きている。
◆今後
・考えたことを声に出してみよう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
生き方
- 感想投稿日 : 2024年4月20日
- 読了日 : 2024年5月7日
- 本棚登録日 : 2024年4月20日
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