アドラー博士のお父さんといっしょに子どもを大きく伸ばす本 / 星 一郎 / 2013.06.13(19/150)
叱っているときに、口出しをしない。=>子供は、「お母さんが見方してくれるからいい、お父さんの言うことをきかなくてもいい」、と思ってしまう。それがきっかけに夫婦喧嘩になると、子供が最も傷つく(自分が原因で不仲になったと思ってしまう)。
お父さんのやりかたに任せる。
間接話法で子供をほめる(「お母さんから聞いたけど、よく頑張ったね)。ただし、悪い話には間接話法は使わないこと。
お父さんを納得させなければ、ほしいものは手に入らない。逆に、納得させることができたら、ほしいものが手にはいることもある、ということを分からせる。
約束を守らないと皆がどれだけ困るかを、子供に身をもって理解させる。(例:風呂掃除当番をしない、皆がお風呂に入れない(代わりに掃除してあげない))
10歳になったら、両親の生き方を伝える。倒産はこんなふうに生まれて、こんなことを考えながら、こうやって過ごしてきた。お母さんと出会って、結婚して、こうやって今、お前を育てている、こんな仕事をして、こんなことを頑張ってきた。
感情的に怒ることなく、ルールを教えたうえで、あくまでも子供に自分で考え、約束させる(例:電車で騒いだら、途中駅で降りる)。子育てはニッコリ笑って、ばっさり切る。
片づけしない=>すべてビニール袋に入れて、あすまで置いておくから、必要なものだけ取り出して、でなければゴミに出す。
ごめんなさいを教えるには、お父さんも素直に謝ること。
お父さんの「良い」「悪い」が子供の価値観を育てる。=>社会の規範の壁。
父母が協力する姿を見て、人と協力できる子に育つ。=>夫婦のやりとりは、両親が思っている以上に、子供の親子関係や人間関係にコピーされる。
お母さんには7人の協力者が必要、という発想が大切(祖父母、保育園の先生、近所の人等々)
- 感想投稿日 : 2014年4月3日
- 読了日 : 2013年6月13日
- 本棚登録日 : 2014年4月3日
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