古代のナレズシから現代の回転寿司までの歴史を丁寧に解き明かした労作。素材と製法の多彩さ、味の想像がつかないものも多く興味は尽きない。
「江戸で完成された江戸前握りずしは、すしの系譜からいえば、ごく末端の枝葉にしかすぎない。一部の握りずし愛好家がいうような極端な能書きや講釈は、本来すしの世界には無縁であった。逆に、自由な発想で変幻自在であることこそが『すしの本分』といえる」(182P)
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カテゴリ:
たべること
- 感想投稿日 : 2015年9月27日
- 読了日 : 2015年9月27日
- 本棚登録日 : 2015年9月27日
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