戦争とフォト・ジャーナリズム (岩波フォト・ドキュメンタリー世界の戦場から 別)

  • 岩波書店 (2004年8月4日発売)
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本棚登録 : 31
感想 : 5
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シリーズの別冊、最終巻。
広河隆一の覚悟。戦争報道は被害者の立場に立たなければならない。ジャーナリストがいなくなってから権力は狂暴になる、だからジャーナリストは現場にいなければならない。つまり著者は、ジャーナリストに「報道」以上の役割を与える。第4の権力は市民から付託されたもので、その権力を生かすことを考えろ、とつまり言っているのである。
カメラマンとジャーナリスト。フォト・ジャーナリストは写真家ではなく、ジャーナリストだと言い切る。著者の覚悟はすさまじい、と思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2010年11月7日
読了日 : 2005年8月14日
本棚登録日 : 2010年11月7日

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