人口論 (光文社古典新訳文庫 Cマ 1-1)

  • 光文社 (2011年7月12日発売)
3.51
  • (10)
  • (19)
  • (22)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 323
感想 : 27
4

フランス革命直後に書かれ、当時の地球の人口は1億程度、農地拡大の限度が人口限界と看做されたが。現在、文明国では貧困層も肉食が普通となり、適切に配分されれば70億でも餓えることは無いはずで。マルクスの「労働者団結せよ」は大間違いであったが「生物は繁栄するほどより困難なボトルネックに直面する」と指摘したマルサスの正しさは否定できない。著者の言う「性欲は不変」は子孫繁栄願望だが、今日先進国各国は少子化で移民受け入れしないと人口を維持できない。予期しなかったが都市化の最大の問題は失業で良質の仕事が不足しているのだ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年3月25日
読了日 : 2012年7月11日
本棚登録日 : 2019年3月25日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする