駒込にあるドトールでコーヒーブレイク。
最近何となく体調がすぐれないが今日は幾分良い。
更年期かな、なんて思ってしまう今日この頃。
評判の新書を読んでみた。
去年の総裁選でテレビなどで何度か本人を見たが、話がしっかりしていてブレがなく、高市さんの考えをもっと知りたいと思った。
丁度、本人の新書が発売されたので図書館に申し込んだら、20人待ちで半年待った。
総裁選に立候補した直後に出版された本なので、生い立ちとか政治歴とか、自己PR色の強い本かと思ったら、そういう記述はほとんど無く、政策に重きを置いた骨太の内容で読みごたえがあった。
危機管理投資、成長投資、経済安全保障・サイバーセキュリティー強化、地方重視、生活者の視点など、多くの政策論点が述べられている。
高市さんの、実務派で勉強熱心な仕事振りが伝わってくる。松下政経塾出身と知って、なるほどと頷いた。
右よりだとか言われているが、日本国の平和と国民の生活を守るために、問題意識を持って真剣に政治に向き合っている真面目な政治家という印象を持った。
高市さんの様に、自分の考えを自分の言葉で原稿など読まずによどみなく語る政治家が私は好きだし、信頼できる。
何を言ってるのかよくわからなかったり、いきなりキレたり、原稿棒読みしている政治家を見るととてもガッカリする。
まあ、あんまり大したことを言えた立場ではないけれど、しっかり勉強して見識を深めて、人の話をよく聞いて、自分の考えを自分の言葉で話すってことが、大切なことなんじゃないかと思う。
政治家は更にそれを政策に落とし込んで、法案化などして実現することが求められるんだろう。
高市さんも全てがうまくいっているわけではなく、骨抜きにされた法案や、進んでない政策があることも本書で素直に認めている。
でも少しでも前進しようと前向きに政治に取り組んでいる信頼できる政治家だと感じた。
- 感想投稿日 : 2022年5月26日
- 読了日 : 2022年5月26日
- 本棚登録日 : 2022年5月15日
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